転勤族の妻、いわゆる「転妻」の仕事選び。
慣れない土地で、しかも子育て中で
「自分には主婦と仕事を両立するの、ハードル高いわ~…」
と、足踏みしている転妻さんも多いのでは?
私も、転勤族の妻、そして子供を持つ母としていつも悩みながら、その土地その土地で仕事を探しています。
そこで今回は、私の経験談や友人の話も交えながら
「転勤族の妻のお仕事と子育て」
について書いていこうと思います。
お役に立てば嬉しいです♪
転勤族の妻 仕事と子育てを両立できる?
普通に子育て中のママが仕事に出るのは大変なことですよね。
その上、転勤族の妻ならさらにハードルが高くなりますね。
まずは、私の意見を書いてみようと思います。
私の場合
私が仕事をしようと思った時、まだ小さい子どももいて、仕事探しと保育園探しを同時にやらないといけませんでした。
そんな中、
「一時保育が受け入れられる」という保育園に見学に行ったのに結局枠に入れなかったり
「地元密着企業の面接に行ったら地元の人が初めから採用予定だった!」
(後から噂で聞いた)ということもありました。
でも、転妻だって自分の仕事を持ちたい。
家計にもプラスしたいし、自由になるお金も持っていたい。
そんな希望があるなら、やってみた方がいいです。
・子育てで困ったとき(病気など)、自分や夫の親に頼ることができない
・夫は残業や休日出勤など忙しく、家事や子育てのサポートは期待できない
・夫がいつどこに転勤があるか分からないので、数年後には仕事を辞める可能性が高い
・仕事、家事、子育てと自分の体力が持つか不安
・子供に寂しい思いをさせないか不安
こんな理由から、仕事をするのを最初からあきらめてしまっていませんか?
でも、仕事がしたい気持ちがあるなら、一度チャレンジしてみるべきです。
実際にやってみれば、子育てしながら仕事をするにはどういう生活リズムで暮らせばいいかが、自分で分かってきます。仕事を始めた結果、忙しすぎて子どもも自分もツライようならお休みしたり、ムリのない短時間の仕事を選ぶこともできます。
意外と子どもが健康で、バリバリ働けるかもしれません。
転勤族の妻が「仕事と子育て」を両立できるかどうかは、やってみないと分からないのではないでしょうか。
収入以外にも働くメリットがある
新しい土地に移り住んだ転妻さんにとって、なによりありがたいのは地元の人や同じ転妻からの「情報」です。
働きに出ると、家に閉じこもっているだけではゲットできない「沢山の情報」を手に入れることができます。
おいしい食べ物屋さんやおすすめの公園やお出かけスポット・イベント・子どもが通いたい習いごとの教室の評判を知ることも。
さらに、働くことによってママ友やご近所さん以外の「新たな人脈」ができるかもしれません。
夫は転勤先でも職場で色々な人と話すけれど、子育て中の妻は、限られた範囲でしか人と接することがないのが事実。
働くことで、「妻自身の世界」が広がるのです。
子育て中に仕事をするのは、家事もあるのでたしかに大変です。
しかし、子どもから少し離れて仕事をしているときの充実感は、あなたにとって収入以上の宝物になると思います。
転勤族の妻は正社員とパート、どちらで働くのがいい?
子どもがいる?いない?
転妻さんもいろいろなので、パートか正社員どちらで働くのが自分にとってトクかというのは、子供がいるかいないかで変わってきます。
「子どもがいない、子どもが小学校高学年以上」なら正社員
「子どもがまだ小さい場合」はパート
を狙うのがいいと思います。
小さい子どもはすぐ熱を出しますし、保育園・幼稚園から病気をもらってきたりして、看病のため
「すみません明日休ませてください」
という電話を急に職場にしないといけない時があります。
冬場など子どもが1か月の半分くらい熱を出したり吐いたりお腹痛いとぐずったりして、まともに保育園や幼稚園に行けないことも。
近くに親御さん(おばあちゃん・おじいちゃん)がいるなど、頼れる方がいる場合は例外かもしれませんが、子どもが小さいうちはパートをおすすめします。
パートは、1年とか2年の短い期間で転勤になるけどそれでも仕事をしたい、という人にもうってつけでしょう。
パートで働いてみてから、正社員で働きたいと思った時に変更するというのもアリですね。
病気の時に預けられる「病児保育」や地域サポートなど、手助けのないママをサポートしてくれるサービスも増えています。
お住まいの地域のサービスを調べておいて活用しましょう!
<参考>
・さっぽろ子育て情報サイト
・やちまた子育て応援サイト
転勤族の妻。仕事でおすすめは?
専門職は強い!一度取ったら一生ものの資格
まずは、転妻の半分ぐらいがこんな専門職なのでは?と思うくらい多い、
・看護師や介護士、保育士、医療事務など
どこへいっても求められる仕事であり、
働き方も正社員かパートか相談できる場合が多いので、転妻の仕事にはおすすめです。
全国展開している大手チェーン店の仕事
コンビニやスーパー・ドラッグストアで全国展開している会社はねらい目です!
業務マニュアルが全店舗共通していたり、一度研修を受ければ全店舗で仕事のノウハウが同じであることが多いです。
地域が変わっても
「ウチの仕事の経験者だね」
ということで採用の可能性がグンとアップします。
大手チェーン店勤務は、シフトも色々選べたり、元々人の入れ替わりも多いので、転妻さんにはチャレンジしやすい環境といえます。
派遣や期間限定の仕事
継続して仕事ができないかもしれない、というのは「単発の仕事しかない」という企業にとっては逆にありがたいもの。
期間限定のリゾートバイトや嘱託職員など、期間が決まっている仕事はけっこうあります。
いつ契約を切られるか分からない、という短所もありますが、だからこそ休んだり短期しか働けなくても少し気楽にできるかもしれません。
転妻さんは、一度は派遣会社に登録することをおすすめします。
中期契約や単発系の仕事も、タイミングが合えば転勤がある・なしに関係なく(必要なスキルなど条件はありますが)紹介してもらえるからです。
ほかに公的機関の職員なども、4月から翌3月までの任期というパターンがけっこう多いです。
在宅ワーク
最近は、事務を外部に委託する企業も増えています。
会計や簡単な文字の入力、
データの集計など様々な業務があり、
特別な資格がなくてもできる仕事もあります。
どこに転勤になっても、
パソコンやネット環境があれば続けられる
というのはまさに転妻さん向けですね。
まとめ
引っ越しや子どもの転園・転校などでも
頭を悩ませる転妻さん。
新しい土地で子育てしながら
新しい仕事につく大変さを思うと、
なかなか一歩踏み出せないこともあるでしょう。
家事と子育てはもうそれだけで立派な労働ですが、
他に仕事をもっていることは
あなたの大きな自信につながるはず。
たとえ転勤でキャリアが途切れても、
面接で採用されないことがあっても、
願い続けていれば自分に合った仕事がきっとみつかります。
マイペースで進んでください。応援しています。
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