転勤族 子供が何歳までついていく?優秀な場合は進学のために単身赴任がいい?

「いつどこで定住?

どこかで夫は単身赴任?

そうなると子供が何歳まで、夫に付いていく? 」

ライフプランを考える時に転勤族の頭を悩ませる問題は

「転勤時、いつまで家族一緒に動くか」

ということ。

今回は、この転勤族の永遠のテーマについて書いていこうと思います。

それぞれの家庭で事情は違うのですが、転勤族の体験談を交えつつ、決断のためのヒントもいくつかご紹介します!

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転勤族、子どもが何歳までついていくのがいい?

「いや、うちは夫の定年まで家族一緒よ!」

と断言できる転妻さんに、私は会ったことがありません。

 

そりゃそうですよね。

 

子供が大きくなっても住める賃貸を

転勤先で探し続けるのって、

出来なくはないけどけっこう大変です。

 

さらに、

転勤族の子は人生で何度も転校を経験します。

 

大きくなって中学、高校と

自分の希望するところへ行きたくても、

親に転勤かかる度ついていったら難しいことも…。

 

どうしようか、迷って当たりまえです。

多い意見は小学校高学年~中学生まで!

私自身、転勤族の妻なのでいろいろ悩んでいます。

 

でも、

子供が小さいうちはできるだけ家族一緒がいいけど、

将来子供が中学校に入る頃には

定住したいなと思っています。

 

周りの転妻さんたちも、

「たとえ旦那が仕事でほとんど家にいなくても、

単身赴任よりはパパと一緒にいられるから」

と小学校低学年くらいまではついていく方が多いです。

 

小学校の5、6年生~中学生頃になると、

本当に気が合う友だちができてくるし、

修学旅行や少年団・部活動なんかでも

仲間と一緒になって動くイベントが多いですよね。

 

子供の意思もはっきりしてきます。

 

また、この頃(小学校高学年)になると、

家の事情も分かるようになってきます。

 

家族全員でどのあたりに住みたいか、

お父さんが単身赴任してもいいか

話し合うことができるようにもなります。

 

成長とともに、

子供自身が転校したくないという気持ちが芽生えてきたから、

もう夫についていくのはやめたという家庭もあります。

 

子供を転校させたくないので

自宅からなんとか通える範囲の転勤なら、

頑張って長距離通勤しているというパパさんも結構います。

 

小学校高学年になったら子供を交えて

「転勤になった時、お父さんについていくか」

をしっかり話し合うのがベストではなのかもしれませんね。

転勤族 子どもが優秀な場合は進学を優先した方がいい?

子供に合った進学先は大事

学業優秀な自分の子供が

「この中学・高校に行きたい!」

と言っている。

 

でも、次に転勤でどこにいくかわからないから

受験させてやれない。

 

希望する学校に行かせてあげられないのは、

親としては「心苦しい」の一言ですよね。

 

成績だけでなくスポーツや音楽・芸術等で

優秀な場合も同じ状況になりやすいです。

 

知り合いの転勤族の子は、

スポーツで私立中学の推薦が受けられると

先生から話があったのですが、

自宅から通うのは難しく寮生活に入りました。

 

全国転勤がないタイプのご家庭だったので、

親がその後転勤しても

子供が週末や長期休みに帰ってこれて良かったですが、

12歳でもう親元から出るのね…!

とビックリしたのを覚えています。

 

このことからも可能なら

転勤族は子どもが小学校に入ってしばらくしたら、

今後子どもをどのあたりで進学させたいか

大体でもいいので考えておくと良いと思います。

 

いざ受験となったときに

悩んだり迷ったりせずにすみそうです。

 

成績が良くても悪くても、

その子に合った学校で楽しく学生生活を過ごしてほしい

というのはすべての親の願いです。

 

早い子は「小学校受験」もあると思うので、

自分の子がどうしたいか、どうしたらいいのかは

常に家族で話し合っておきましょう。

知人男性の例

ここで中学生の時に、

親の転勤で駅がない地方ばかりに住んでいた

知人男性の例を紹介します。

 

小さい頃から転勤族でずっと転校をしてきましたが、

高校進学の時、

成績が良くて先生に進学校の受験を勧められたそうです。

 

勧められた高校は公立で、

自分でも行ってみたいと思いました。

 

もし親に転勤がかかったら、

その高校まで電車で通える範囲の、

祖母の家から通うことに家族で決めて受験。

 

幸いその春希望する高校に受かり、

親の転勤先もなんとか通える範囲でした。

 

でも、

自宅から最寄りの駅までバスが走っていなくて、

毎朝母が車で駅まで10~12分の

道のりを送ってくれました。

 

送迎→電車→徒歩で通学。

 

帰りも母の予定優先のため、

部活は残って遅くまで練習することはできなかったそう。

 

でも、自宅から3年間高校に行けてよかったし、

父の単身赴任は自分が大学に上がってからの

一回のみで済みました。

 

その期間は赴任手当で仕送りしていてくれたそうです。

 

この例では、

通学にお母さんの送迎が絶対必要で

親子ともに大変だったろうと思うのですが、

まだ高校が通える圏内にあったので良かったと思います。

 

でも、もし子供の希望する高校と

夫の転勤先が離れていたら?

 

夫に、単身赴任をしてもらう必要性も出てきますね。

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転勤族、子どもの進学のためには単身赴任?

子供が中学生になって高校受験が迫ってくると、

本人だけでなく親も色々忙しくなります。

 

高校の願書提出や内申書も、

同じエリアであれば手続きは他の子と同じように

流れにのってやってもらえますが、

中途半端な時期に転勤がかかると手続きが面倒。

 

父親だけ先に転勤先に行ってもらって、

子どもの受験が終わるまで

母と子が残って受験に備える、

という話もよく聞きます。

 

しかし、

転勤族の多くは子どもが受験する年齢になったとき、

またはそ少し前に遠方へ転勤辞令が出たら

単身赴任してもらう道を選んでいます。

 

普通、高校っていきたいところを

子供が自分で決めますよね。

 

たとえ親や先生がアドバイスしたり、

学力で候補を絞らなきゃいけなくても。

「親の転勤先」

に行きたい高校があればいいですけれど、

もしなかったら…?

 

就職や大学進学にもかかわってくる、

大事な時期。

 

とくに高校生ともなると義務教育でもないため、

学校を変わるということは

転校でなくて編入ということになります。

 

編入試験を受けなければいけないので、

小中学生の頃と比べると大変です。

 

また、

子供自身が以前の高校を気に入ってなければ別ですが、

この時期の若者にとっては

高校の友人と離れるということはとてもツライこと。

 

色々悩んだ結果、単身赴任も仕方ない、

と決意するお父さんたちは多いです。

 

単身赴任以外にも、

子供を寄宿舎や下宿させることで

転勤先に残りの家族はついていくという選択肢もあります。

 

ただ、

子供が家族と離れたくないと考えているのであれば、

母親としては「夫が単身赴任する」

という選択肢を選んでしまいそうですね。

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<まとめ>

いつかはくる転勤族の「定住」決断の時。

そのきっかけはやはり、子供の進学タイミングが最も多いです。

受験期でなくても、子供が小学校・中学校に入るタイミングに合わせて、会社に言われる前に希望を出すなどの作戦を取る方もいらっしゃいます。

子供の進学や入試の合否だけでも心配なのに、引っ越しや今まで仲良くなった人との別れなどで同時に頭を悩ませたくない!というのが転勤族の正直なところでしょう。

子供の将来の就職なんかもからんでくると、進学に合わせての定住を真剣に考えないと、親も子供ものちのち後悔しそうですよね。

ここで紹介した例を参考にして、もし定住するならどこが自分たちにとって一番いいのかよく考えて決めましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました!少しでも参考になれば幸いです♪

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