色々あって離婚したけれど、周りの人にどう切り出そう?
そもそも、離婚したことをどこまでの付き合いの人に言おうか・・。
離婚届を出して「さあこれから」という時に、アタマを悩ませるのが
「離婚の報告」モンダイですよね。
超能力が急に使えるようになって、テレパシーでみんなにサッと離婚を知らせられたらいいのに!!
そんな、現実的じゃないことをつい考えてしまったりするかもしれません。
でも、もう離婚も成立したのですから、考えようによっては周りに報告さえ済ませればそこが本当の再スタート地点。
離婚の報告についてどこまですればいいかお悩みの方、いくつかヒントをご紹介しますね。
離婚の報告の義務がある?ここには必ず報告しよう!
ざっくり言ってしまうと、離婚したことを報告しないと何かの罪になるとか、公的なところから罰金の督促がくるとかそんな義務はありません。
離婚の報告はとても個人的な問題。
知らせる範囲も、人によって違います。
でも、だからこそ迷ってしまうんですよね・・・。
必ず知らせないといけないのは?
やっぱり、あなたにとって一番近い存在である「両親」には話しておきましょう。
人によっては結婚する時、まったく親が関わっていないという方もいるでしょう。
もしくは、以前から別れたいということや、今後のことをよく話し合っていたなら、
あらたまって報告をする必要はないかもしれませんが・・・。
親に言っておけば、自動的に兄弟姉妹なんかにも話は伝わると思いますし、面倒な親戚への報告もお願いできることもありますよ。
報告しないと損!ここには早めにアクションを
結婚・離婚する年齢の方は、多くが社会人ではないでしょうか。
正社員でも派遣でもパートでも、お勤め先がある方が必ず報告をしたほうがいいのが、
「会社の人事・総務を担当部署」
です。
離婚しても姓が変わらなかったり、子どもなど自分が扶養する人がいる・いないが全く変わらない人は、あまり不都合を感じないかもしれません。
でも、あなたの姓が変わった場合は、社会保険の手続き、社員情報の変更などたくさん更新しなければならないことが出てきます。
もしあなたに子どもがいて親権をとって・・・。
自分の扶養に入れた場合、扶養に入れる手続きが必要ですし、その子の保険証も会社に出してもらわないといけません。
昔、私が勤めていた会社の支社に離婚したばかりの女性がいました。
「私も今病院にかかりたいと思ってるし、うちは小学生男子がいてけっこうケガ多いの。だから、早く保険証もらえたら嬉しい」
と、離婚をすぐに人事に報告していました。
(支社は少人数で、みんな自宅が近所だったこともあり、彼女はパートのおばさまにまで伝えていました。)
「収入も減ったし、病院にかかるのに保険証がないと困る~!」
本社ですべて人事関係の手続きをしていたため、本社→支店にわたす急ぎの書類がない時は本社に保険証がもうできていても、
何日か待たされてしまう感じだったのです。
病院で保険きかないと、支払いが高いですもんね・・。
うちの会社はみんな車通勤で、交通費の支給はキロメーターで計算されていましたから、彼女は離婚後ご実家に帰られたこともあって、書類も早めに書いて出していました。
離婚後は、報告後もすべきことが多いので、あなたの大切な保険関係や年金を取りまとめる会社の部署には、真っ先に報告しましょう。
ただ、離婚報告を人事に先に報告して上司が後から・・・だと、ちょっと後々カドが立ちます。
ですから、
①直属の上司に報告
②人事・総務関係を担当している部署
の順での順で報告する事をオススメします。
上司に報告したとき、あなたと同じ部署に同僚やもっと上の立場の人がいるならば、
「どこまで報告したらいいか迷っている」
と相談してみるのも手です。
自分で直接言いたい場合や、とくに広めてほしくない場合はしなくてももちろんOKですよ。
子どもの保育園・幼稚園・学校には、あなたにお子さんがいて自分で引き取った場合、保育園や幼稚園、学校などにも報告しましょう。
「園児・児童・生徒調査票」
というものの書きかえがあるからです。
多くの場合、口頭で伝えれば先生が書き直しておいてくます。
そのときダイレクトに
「うち、離婚しました」
と言わなくても、
「保護者欄の書きかえをお願いします」
「事情で姓が変わります」
だけで、先生も察してくれる場合があります。
離婚後の子どもの様子が心配だとか、こうしてほしいという希望や心配ごとがある場合だけ、くわしく事情を話して相談にのってもらえばいいと思います。
離婚を報告しない選択もアリ?しかし、注意点も・・・。
結婚の報告の時とは違い、離婚したことを人に話すのってどうしても気まずいムードに。
こっちがさらっと切り出しても、相手に同情の目で見られてしまうかも、とか気をつかわせてしまうかも、とか・・・。
とくに、結婚式に出席してくれた親戚・友人・知人には伝えづらい。
だから、「自分と今後もあまりおつきあいがなさそう」とあなたが判断したら、そういう人たちにはあえて報告しないのも手です。
実際、親戚のだれそれが離婚した、昔の同級生が別れた、と聞いてもたいした仲でなければ、
「へえ・・そうなの?」
で済む話です。
後から知った人の気持ちに注意!
ご年配の親戚や知人の中には
「私だけ知らせが来なかった」
と不義理をなげく方もいるかもしれません。
あなた自身のつきあいをよく考えて、知らせておかないと後から面倒なことになりそうな場合には、手紙や年賀状、暑中見舞いなどに一言書き添えて知らせるといいでしょう。
良いコメントが思いつかなかった場合は、
・新生活を始めました
・心機一転、新たな気持ちで頑張っています
・苗字がかわりました
などと書いておけば、離婚した旨が伝わるでしょう。
離婚の報告はどこまですべきなの?報告義務は?報告しない選択肢もあるけど。。まとめ
離婚するまでも大変だったのに、離婚してからも気を遣うことばかりで身も心もへとへとになりますよね。
でも、あなたの新しい生活のために、仕事でもプライベートでも今後おつきあいしていきたい、と思う人たちだけには
「あなたの状況が変わった」
ことを、伝えておきましょう。
名前や住所や仕事など大きく変化していたら、特に必要です。
逆に、もう新しい人間関係を築きたい、関係をリセットしたい、と思う人には知らせない。
これを機会に、自分のおつきあいを整理するチャンスです。
前向きに考えて、スッキリと再スタートを切りましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
こちら↓も参考にどうぞ!
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