離婚届の証人がいない!子どもでもいい?代行もアリ?

離婚届の証人がいない!子どもでもいい?代行もアリ?

自分の人生を後悔したくないから、別れると決めたらさっさと出したい離婚届。

でも…結婚した時と同じく、離婚届には証人が必要な場合があるのです。

しかも2人も。

離婚後の話し合いが進んでいなくて裁判所で調停しているとか、弁護士さんのお世話になっている時は別ですが、離婚届には夫婦以外の人に署名と押印をしてもらわないといけません。

夫婦2人で決めた事なのに、他の人にイッピツ書いてもらわないといけないなんて、ちょっと不思議ですよね。

 

お祝い事というわけでもないし、離婚するために他人に公式書類にサインを頼むなんて、ちょっと気が引けてしまうものです。

一体誰に頼もうかとか、書いてくれる人がいるのかなど迷ってしまいそうですね。

 

書き直しなどで窓口に何度も通うハメにならないよう、離婚届の証人については事前にシッカリ押さえておきましょう。

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離婚届の証人になってくれる人がいないと離婚できない?

離婚する本人たちは、できれば大ごとにしないで事を済ませたいと思っていることがほとんど。

なのに、なぜ届け出には証人が必要なんでしょう。

直接、市役所に行って聞いてみたところ、本人同士以外の第三者がサインすることで、

「この書類は本人たち以外の者も認めた正式なものである」

という信頼性を持たせるためのものだそう。

最近、全国的に本人の知らないところで婚姻や養子縁組をされてしまうケースがあり、離婚届も例外ではありません。

そのため、この市役所では、婚姻届も離婚届も本人確認のため身分証明書の提示をしてほしいと呼びかけているそうです。

さらに、証人を頼むということは

「離婚の覚悟を第三者に伝えなければならない」

ということです。

このひと手間で、離婚に対して覚悟が固まったり、相談したことでやっぱり離婚まではしなくても別居で…あと3年したら…など、提出者が自分たちの夫婦生活についてしっかり考え直す余地を生み出す、ということもあるようです。

先にもチョットだけ書きましたが、

裁判所で子供の親権のことや財産など離婚についての話し合いをして届け出を出す、という場合は証人は必要ありません

裁判所や弁護士さんと離婚の協議を重ねた場合は

「離婚届が第三者も確認済みの書類である」

「じゅうぶんな話し合いがされている」

条件を満たしていますから、夫婦が2人で用意した離婚届とは違って、証人はいらないのです。

離婚届の証人は子供でもいいの?保証人の条件とは?

離婚届けの証人のサイン、えっ?!と思いますが、

「自分の子供に頼んでもOK」

なんです。

但し、成人している必要があり、子どもが未成年の場合はNGです。

今の日本の法律だと、20歳以上の成人なら自分たちの親や兄弟だけでなく、友人知人など誰でも証人として署名してもらえます。

「自分の子供に親の離婚について責任を負わせるみたいで気が引ける」と思う方もいるかもしれませんが、他人には身内で済ませたい人には、アリな方法でしょう。

ちなみに、離婚届の証人欄に名前を書いて判を押したからといって、借金の「保証人」のように何か責任を負うとか、金銭的に負担になるようなことはありません。

証人に責任を負わせないという意味では、身内に限らず友人・知人に頼むのも検討しても良いと思います。

しかし責任がないからといって、証人欄に自分たちで適当な人の名前を書いて提出するのは絶対にやめましょう。文書偽造の罪になります。

離婚届の証人は代行もアリ?トラブルについても知っておこう!

・家族の縁が薄くて、頼む人がいない

・友人知人にも気を遣わせそうで言い出せない

様々な理由で証人がいない場合は、離婚届の証人を代行するサービスを利用する方法もあります。多くは法律事務所などで行われているサービスで、ネットで検索すると様々な事務所が取り扱っています。

自分たちで作成した離婚届を郵送し、それに署名・押印して返信してもらう形をとっているところが多いです。郵送だと直接足を運ばなくていいので便利ですし、相手と顔を合わせないで済むのはありがたいですよね。

離婚届の場合、親や友人よりも全然知らない人にサッと書いてもらう方がいい!という方も多いでしょう。そんな方には、証人代行は最適ですが、依頼にはもちろん料金が必要になります。

お値段は会社によって異なります。料金と合わせて、返信の早さ、ホームページなどでうかがえる行政書士さんのイメージなどで選びましょう。

ただ、証人代行を利用する際には、「悪徳業者によるトラブル」に要注意です!!

普通、ちゃんとした法律事務所なら守秘義務を守って顧客の情報を漏らすことはないのですが、離婚届というプライベートなものを送るのですから、どこで頼むかには注意が必要です。

個人情報の取り扱いについての規約や説明がない場合、それ以外にも少しでもおかしな点がある場合は違う業者を選ぶようにしましょう。

「料金を先払いしたのに離婚届が返ってこない」などのトラブルも実際にあるようですので、少し慎重に選ぶようにして下さいね! 

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離婚届の証人がいない!子どもでもいい?代行もアリ? まとめ

証人の欄を誰に書いてもらおうか、離婚届を前にして悩んでしまうことも多いようです。

大きな転機となる離婚に際して、できれば身近で信頼できる人に証人を頼むのがベストです。

でも、子供が成人の場合、離婚についてしっかり話した上で「証人欄にサイン」してもらうのも悪くないと私は思います。一番身近で信頼できる相手に間違いないですから。

子供も困難であれば「証人代行」もありますが、悪質な業者もあるようですから慎重に選ぶようにして下さいね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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