【体験談】~骨髄バンクとの出会い〜骨髄バンクへの登録方法は?

 私は一年ほど前、骨髄バンクを通して骨髄移植のドナーを経験しました。

これから骨髄移植のドナー登録を検討している方、ドナー候補になり実際にドナーになるかを迷われている方などの参考になればと「体験記」として記事を書いていこうと思います。

初回である今回は、

・私と骨髄バンクとの出会い

・骨髄バンクへドナー登録!

・骨髄バンクへの登録方法とは?

について書こうと思います。

スポンサーリンク

私と骨髄バンクとの出会い

はじめて私が骨髄バンクの事を知ったのは20歳の時。

当時、彼氏だった旦那とお買い物に行ったデパートで骨髄バンクの募集をしていました。

「人の役に立つなら」

と、軽い気持ちでドナー登録の申し込みをしました。

当時(20年位前)は骨髄ドナーの申し込みをしたら、保健所等で登録のための採血を受ける必要がありました。

私は登録をデパートで行ったため、別に保健所に出向く必要がありましたが、その時保健所へ採血を受けに行くことはありませんでした。

採血が怖いわけでもなかったので、たぶんただ面倒に思ったのだと思います。。

正直、自分がどういう気持ちだったのかを覚えていないのですが、今思うと自分が恥ずかしいです。だったら、ドナー登録をしなければいいのに、と。

この時のドナー登録は、保健所での採血をしなかったため、ドナー申込書には記入したものの本登録にならず終わってしまったようです。

この頃の「別の場所での採血」が必要なドナー登録の流れは、間違いなくドナー登録数を減らしていたのではないでしょうか?

なぜなら、採血に行かなくても「採血のお願い」などの通知も来ませんでした。

登録の意思があっても、「忘れていた」「すぐには行けなかった」なんて方はきっかけを失い、私のように本登録にならなかった方も少なくなかったのでは?と思います。

忘れるような軽い気持ちだったのか!と言われればそれまでです。

でも、ドナー登録が保健所に行かないとNGというのは登録への壁が高くなっていた気がします。

でも、いつからかドナー登録の方法も変わっていたところもあるようで、そのことに気づいた時、いよいよ骨髄バンクにドナー登録することになりました。出会いから約17~18年後のことです。

骨髄バンクへドナー登録!

献血ルームがない田舎に住んでいるため、時々やってくる「献血バス」に献血に行った時の事です。

いつものように献血前の調査書に記入しようとしていると、「骨髄バンク」への登録のお誘いを受けました。

高校生の頃から献血をしていましたが骨髄バンク登録の話をされたのはこの時が初めてでした。

 

話を聞いてみると献血のついでに2ミリの血液を採ることで登録できる、とのこと。

もちろんパンフレットと口頭での説明があり、ドナー条件をクリアしていること、内容を十分納得した上で登録をするというものでした。

ドナーの条件もクリアしており、この頃子供の病気がひと段落したこともあり登録することにしました。

申込書に記入して2ミリの採血を受け、「無事登録完了」することができました!

 

私の中でのドナーになる決意は、20歳の頃と比べるとかなり強いものでした。

バンクとの初めての出会いからこのドナー登録時までに、子供やダンナの病気で病院との関わりが多く、難病やガンの方の闘病・骨髄移植される方を実際見ていたことが大きかったです。

それからその他、ドナー登録をする理由としては、

「単に興味があるから」

あんまり胸張って言えることではないのかもしれませんが、自分が未知の世界「骨髄ドナー」というものがどんなものなのか体験してみたい!という気持ちが大きかったんです。

変わってる。。と言われそうですが、正直な気持ちです。

幸いどちらかというと痛みに強い方だし、全身麻酔も体験済みだから思える事なのかもしれません。

自分の探求心が満たされ、その上誰かの役に立つならいいじゃん!といった感じでした。

 

いつから献血会場や献血ルームで、骨髄バンク登録が出来るようになったのかはわかりません。
でも、とても良い取り組みだな~と思いました。

元々ボランティア精神で献血に来ている方がほとんどでしょうから、骨髄バンクへの登録につながる方も多いのではないでしょうか。

私もこの献血の時に声をかけられなければ、ドナー登録して実際に骨髄提供することはなかった可能性が高いと思っています。

骨髄バンク登録について

 現在、骨髄バンク登録は、

・保健所

・福祉事務所

・献血ルーム

・献血会場

・各地で開催されるドナー登録会

などで可能です。

いずれの場所でも

説明を受ける

申し込み手続き

HLA型検査のため2ミリ採血

この流れで約20分で完了します。

興味のある方、詳しく知りたい方は、日本骨髄バンクのサイトを覗いてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
よろしければカエルをポチっとお願いします(^^♪
にほんブログ村 その他生活ブログ 生活の知恵へ
にほんブログ村

コメント