私が骨髄バンクのドナーになったときの事を体験談として書いています。
※これまでの体験談は骨髄バンクドナー体験談 一覧をどうぞ
いよいよ、骨髄採取の手術のため、大学病院へ入院する日になりました。
入院道具を準備し、元気いっぱいで病院へ向け出発!
私も、たぶん家族もドキドキしてこの日を迎えていました。
骨髄バンクへ骨髄提供のために入院!
今回は手術を伴う入院。
退院後、運転することはできないとのことで、高速バスを利用して移動しました。(帰りは主人が迎えに来る予定)
病院に到着後、待ち合わせしていたコーディネーターと受付付近で合流し、手続きを一緒に済ませました。
そして、ここでまさかの体重・身長の計測が(泣)。
BMIが30を超えると提供できないと言われていたのでドキドキ(体重はご想像にお任せします(笑))。
この日までに痩せて余裕で体重計に乗る予定でしたが。。。無念。。。。
とはいえ、体重はBMI30を超える事無く、無事入院することが出来ました。
お部屋は?
入院後、病棟へ移動。
大部屋かな?病気の人と一緒っていうのも申し訳ない気もするな~、とか考えながら行きました。
実際お部屋に到着すると、なんと個室で病院で一番立派な部屋とのこと(なぜか脳外科)。
テレビも冷蔵庫もシャワーもあり、すべて無料。しかも有線ですがLANも使えました。
窓は一面ガラス張りで、外の景色も見えて開放感がありました。
こんな素敵な部屋、本当にありがたいのですが、これも患者さん負担?と思うと少し申し訳なく感じました。
でも主人に電話で話すと
「もしかしたら患者さんは大金持ちの可能性もあるやん。考えすぎずゆっくりすごさせてもらいなよ」
と言われました。そうかもしれません。
勝手に治療費に困っている人を想像していて、それも嫌な感じですよね。それ以降は考えすぎず、家以上に広いキレイなお部屋でゆったり過ごさせてもらいました。
他の方の記録などを見ると、ドナーは個室になる事が多いようですが、大部屋になることもあるよう。
個人的には、部屋にお金をかけるのなら、術後の保障をもっと長くしてドナーを安心できる体制にしてほしいな、と思います。そうすればドナーも少しは増えるのでは?
もちろん、個室は他の方に気を使わないでいいので嬉しかったですけどね。
採取前日にしたこと
まずは採血。部屋に看護師さんが来てくれました。
血液検査の結果が悪いと大変ですが、問題なし。よかった~!!
ここまで来て中止なんて、考えられないですからね。
その後、
・アレルギー確認や手術室へ行くときの注意点、手術前後の簡単な流れの説明(看護師)
・本当に採取してよいのか?と最終確認(血液内科の医師)。
→「当日のドナーの体調と健康優先です」と話される。
・クリニカルパスの説明(骨髄採取の時の流れや目標)、退院後の傷口の消毒方法の説明(看護師)
・売店へT字帯を買いに行く
・採取部位(おしり上部)の毛を剃る(剃毛)→ 私の場合は毛がないので免除(笑)
・自分への励ましも込めて「スイーツ」と「ハニーラテ」を購入
一番下は関係ないですね(笑)
でも、やはり一人で手術前日は不安になりそうだったので、アゲアゲになるスイーツセットで気持ちが沈まないように自分に仕組んでみました。
この日、術後2日は入れないかもしれない、と入浴を勧められました。個室でお風呂付だったので夜に浴槽につかり、手術日の朝に軽くシャワーを浴びました。
最後に、「絶飲食」についてです。
次の日の朝一(8時半)の手術だったので、「夜21時以降絶飲食」でした。
全身麻酔をかけるので、胃の中に食べ物や水分があると吐いたりと問題がおこるためです。
そして、手術日の朝に排便を起こすために寝る前(21時前)に下剤を飲まないといけませんでした。もし、手術日の朝に便が出なければ浣腸しなければなりません。。。
この日(手術前日)は、なるべく早めに寝ることにしました。
早く起きて動いて排便を促すためです(笑)。
ゆったりテレビを見て11時過ぎには眠ってしまいました。
~手術当日につづく~
ここまで・ここからの体験談は骨髄バンクドナー体験談 一覧ページからどうぞ!
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