骨髄バンクのドナーが受け取れるお金とは?!交通費は自腹?

骨髄をボランティアで提供する骨髄バンクのドナー。

私も経験したのですが、実際ドナーになると仕事を休んだり、病院に出向いたりで少なからずお金の心配をしていました。

そこで、実際に骨髄バンクのドナーに支給される「お金」について書いていこうと思います。

ドナーになるか迷っている方の参考になれば幸いです!

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交通費

ドナー候補に選ばれると、検査・最終同意面談などで病院へ足を運ぶことが多くなります。

住んでいる地域によっては、遠方の病院まで行く必要があります。

交通費はドナー本人が払うの?

 交通費については、毎回、実費交通費を受け取ることができます。

一旦ドナーが交通費を支払い、当日、コーディネーターから受け取る形になります。

この交通費については患者さん側が負担しています。

ドナーの交通費については、基本的には公共交通機関利用です。

しかし私の場合は、田舎で交通機関が不便な上、距離が長いことで大変だと理解していただき、車利用でも支給してもらえました。

車の場合の交通費は、「距離あたりの金額+高速料金」が支給されました。助かりました!

もし、車でなければ厳しいとかタクシーを利用するしかない場合など、一度コーディネーターに相談されることをおススメします。

私のコーディネーターは移動方法を調べた上で、時間調整等が困難な場合、車やタクシーの利用を進めてくれました。

交通費については、ケースバイケースのようなので、自己判断せずコーディネーターと相談してみましょう。

入院支度金

実際にドナーになる「骨髄採取手術の入院」では、支度金として5千円が支給されます。

これは、手術に必要なT字帯・飲み物やテレビカードを購入するためのものです。

私の場合は、T字帯とお茶以外に、病院内のカフェで美味しいカフェラテを買ったり、手術に備える自分を励ます目的で「ケーキ」を買いました。

T字帯以外は使い道は自由です。

正直、5千円もいらないのに、、と思いましたが、ちょっとした金額でも負担がないと助かりますね。

骨髄提供のための入院でも給付金が受け取れる!?

骨髄バンクのドナーになると、

個人で加入している保険から給付金が受け取れる

場合もあります。

比較的新しい保険が対象になりやすいようですが、ドナーになる方、悩まれている方は一度加入している保険が対象であるか調べてみるといいですね。

対象となる保険の一覧は骨髄バンクのホームページにあるので、確認してみてくださいね。

また、保険により「支給金額や条件が異なる」ため、保険会社に確認をした方が確実ですね。

ちなみに、私の場合は入院給付金日額1万円の保険に加入しており、「入院日額×20倍」の給付金が支給されました。

有給をとりづらく欠勤扱いでドナーの検査や入院をしたため給料が減り少し残念でしたが、給付金があったのでお金の心配がなくなり、安心してドナーになることが出来ました。

保険会社には感謝感謝です!

地方自治体・民間団体の助成

骨髄バンクのドナーになった方のお住いの地域により異なりますが、全国の地方自治体や民間団体の助成制度があります。

残念ながら私の地域にはありませんでした。

助成制度がある地方自治体や民間団体の一覧が骨髄バンクのホームページにあるので、該当するようでしたら一度問い合わせをしましょう。

私がたまたま見た自治体では通院・入院一日につき2万円(上限14万円)支給とありました。

私のように仕事によっては給料に影響が出る方もいるでしょうから、とてもありがたいですね。

まとめ

今回は、骨髄バンクのドナーが受け取れる給付金について書いてみました。

コーディネートが始まっていれば、コーディネーターに詳しく教えてもらえますので、話をしてみましょう。

交通費や入院支度金は患者さん負担で、少し申し訳ない気もします。

でも、金銭的負担を軽減できれば、ドナー希望の方も多少増えるのでは?と希望も湧いてきます。

私個人の意見としては、ドナー全員が「助成制度が必ず受けられるような制度」を国や自治体が創っていってほしいと思っています。

また、現在ある助成制度もドナー登録の際などに周知されるのも大事なように思えます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
実際に私がドナーになった体験談↓も書いていますので、よろしければ読んでくださいね。

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