あなたは結婚の報告をどんな形でしようと思っていますか?
私の時には(もう大分前ですが)、年賀状に結婚式や二人の写真を載せて結婚報告をしましたが、同じように年賀状で結婚報告をされる方も多いようですね。
でも、もし結婚したその年に身内が亡くなり喪中になった場合は、どうしたらよいのでしょうか?年賀状が出せないから喪中はがきに結婚報告も書いちゃう?でも、弔事と慶事を一緒にしてもいいのかしら?
色々悩ましいですね。そこで今回は、「喪中の結婚報告の方法やマナー」について。
喪中はがきと寒中見舞いのどちらで結婚報告すべき?
喪中はがきは「身内に不幸があり来年の新年の挨拶(年賀状)を遠慮いたします」という報告をするものです。一方、結婚報告は「結婚しました」という報告をするものです。
では、喪中はがきに結婚報告を一緒に書いても問題ないのでしょうか?
これは間違いなく「NG」のようです。
喪中はがきは「弔事」、結婚報告は「慶事」です。
弔事と慶事を一緒にするのは一般的にタブーとされているので、喪中はがきで結婚報告するのは避けた方がいいと言えますね。
じゃあ、どのタイミングで何で結婚報告をしたらいいの?
このような場面で一般的に多いのは「寒中見舞い」で結婚報告を兼ねるという方法です。
年賀状を出せない喪中の方や、年賀状を出してない方から年賀状が届いた場合に出す事が多いので、喪中の方が送っても問題ないようです。
寒中見舞いは年賀の時期(1月7日)を過ぎてから出すものですので、この時期にあまり遅くならないように出すようにしましょう。
こんな結婚報告はOK?NG?
結婚後に不幸があり喪に服している。年賀状で結婚報告できないし、喪中はがきを出す時期はまだ先。
じゃあ、結婚報告を先に送っちゃえばいいんじゃない?
↓
これは「NG!」
先に結婚報告、あとで喪中はがきなら問題ないとも思えますが、亡くなった事を知っている親戚などが見れば嫌な気持ちになる方もいるでしょう。また、あとで亡くなった事を知った方の中にも「喪中に結婚報告のはがきを送ったのか」と思われても仕方ありません。
喪中ハガキを出し、年が明けてから寒中見舞いを兼ねてお知らせがいいですね。
結婚報告のはがきの差出人は連名?喪中はがきの場合は?
結婚して間もない二人が初めて出す手紙(結婚報告)の差出人はどうしたらいいのでしょうか?
年賀状などと同じように差出人を考えていいのでしょうか?
結論ですが、結婚報告の場合は、差出人についてはいずれの場合も「夫婦連名」で書いた方が良いようです。
年賀状など手紙やはがきを出す際の差出人は、
・夫婦ともに知り合いの場合は夫婦連名
・いずれかの知人の場合は片方の名前
と考えますよね。
ですが、結婚報告の場合は結婚相手を知らない人に伴侶を紹介する意味合いもありますので、いずれの場合でも夫婦連名にしておくのが良いと思われます。その後に出す便りの差出人については、従来通りの考え方でよいと思います。
ここで一つ気を付ける事ですが、結婚報告では新しい苗字を知らない相手のために(旧姓 ○○)と付け加えるようにしましょう。写真がない場合、誰から来たのか分からなくなってしまいます。お忘れなく!
喪中はがきの場合は?
喪中はがきを出す時、夫婦ともに喪に服す時には「連名」、いずれかが喪に服す場合は「喪に服す人の氏名」としましょう。
この時、まだ結婚報告をしていない場合には上の場合と同様に(旧姓○○)と付け加えるのを忘れないようにしましょう。
寒中見舞いでの結婚報告のマナーは?
寒中見舞いで結婚報告をする場合、条件により少し気を付けるべき点があるようですのでまとめてみますね。
・喪中はがきを出していない人から年賀状が来た際のお返しと結婚報告を一緒にしてもいい?
↓
この場合、「喪中であるため年賀状を出せませんでした」と「結婚しました」という内容を一緒に書くので、弔事・慶事一緒に書くのはダメ!!という意見もあるようなのですが、この場合は寒中見舞いで一緒に記してもいいのではないかという意見が多数ありました。
ただし、やはり基本で考えると「NG]と言えるので、気になる方は寒中見舞いとは別に「結婚報告」を出されるのがよいですね。
・寒中見舞いに「結婚式や二人の写真」を入れるのは?
↓
これも賛否別れるようですが、寒中見舞いは「季節の挨拶」をするためのものですので、結婚報告を付け足すのは問題ないですが、「写真」を使うとなれとどちらの内容がメインであるか分からなくなってしまいます。ですので、写真付きで結婚報告をしたいのであれば別に結婚報告のみで出すのがマナーと言えそうです。
まとめ
喪中の方で結婚された方が、どのような方法で結婚報告をしたらいいのか?について書いてみましたがいかがでしたか?
弔事と慶事を一緒にするのは、という考えもある中、結婚報告を受け取る相手の方が気持ちよく受け取れる形を、あなたなりに考えて送るのがベストです。
ケースにより多少異なるため、場合によっては寒中見舞いとは別に結婚報告を出す場合も出てくるようですが、納得のいく方法で行えるといいですね。
そのためには、身の回りの親・親戚などに相談してその土地土地の方法を知ることも大切だったりします。
かくいう私も田舎暮らしですので、一般論より旦那の家族の意見優先の場合が一番うまくいくことも多いです。
分からない事は一度身近な人に聞いてみる!というのもおススメですよ。
また、この記事の他にも喪中はがきの関連記事を書いていますのでよろしければ参考にしてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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