流産した友人へ年賀状は出していい?写真はNG?かける言葉で気を付けることとは

私は流産経験はありませんが、友人が妊娠6か月で赤ちゃんが死産したことがあり、その時に年賀状をどうしたらいいのかかなり悩んだことがあります。

いつも通り出した方がいいのか、それとも年賀状も出さずしばらくして連絡した方がいいのか。相手に負担がないようにと思えば思うほど悩みました。

そこで、「流産した友人へ年賀状を出していいのか」「写真付きの物を送ってもいいのか」「流産した人へかける言葉で気を付ける事」について書いていこうと思います。

傷ついている友人にとって負担の少ない良い方法を見つけられる手助けになればと思います。

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流産した友人へ年賀状は出していいの?

流産は計り知れない悲しみが母である彼女を襲う出来事。経験のない私には図りきれません。そんな友人への年賀状はどうしたらいいのでしょうか?

喪中はがきが届いたら

 流産・死産された方の中には、喪中はがきを出される方もいるようです。もし、友人から喪中はがきが届いた場合は年賀状を出すのは控えましょう。

喪中はがきは本来「新年の挨拶は失礼します(年賀状は出しません)」というお知らせで、年賀状を出さないで!という意味ではありません。

しかし、今は喪中はがきが届いた相手には年賀状を出さない、というのが一般的ですし「流産や死産」の場合は「あけましておめでとう」という言葉がなくても年賀状自体に違和感を覚える方もいらっしゃるようです。

年賀状を出さないのも気になる、出した方が良いと思われた場合は「寒中見舞い」を送られたらいかがでしょうか。年賀状を送れなかったお詫びと体をいたわる一言を添えると良いですね。

もし、喪中はがきで流産を知った場合は、寒中はがきにお悔やみの言葉を添えるか、すぐに本人にお悔やみの気持ちを伝えましょう。この辺は相手と親しければすぐにでも連絡した方がいいでしょうし、年賀状が主な付き合いになっている場合には寒中はがきで大丈夫だと思います。

年賀状を出す?出さない?

喪中はがきが届かなくても相手が落ち込んでいるのであれば、喪中と同様年賀状を控えるのがベストではないかと思います。しかし、「年賀状が届かなくて寂しかった」「普段通りにしてほしかった」という意見もあるので本当に難しいですね。

もし、年賀状を出すのであれば普段通りの年賀状ではなく、内容に少し配慮が必要になります。年賀状にあけましておめでとうと書かれているのを見て嫌な気持ちになった、なんて声もあるので「おめでとう」という言葉は使わないほうがいいかもしれませんね。写真については次の章でお話しますね。

年賀状を出すか出さないか決められない場合

年賀状を出すかどうか本当に迷った場合には、

「年賀状を出さないで様子を見る」

という方法もあると思います。

もし相手から年賀状が来たら、「寒中見舞い」を送ります。

年賀状が来ない場合には、
・相手と年賀状のみで実際会うことは何年もない位の関係→年賀状を送らず次の年から年賀状を送る

連絡を取り合っていた友達なら一度連絡を取ってみる
というのも一つの方法だと思います。

 

年賀状を出すか出さないか、どっちが正解!というのはありません。相手の性格や状況に合わせて考えてあげられれば、気持ちはきっと友人にも伝わるのではないでしょうか。

 

次の章では、「年賀状作成で配慮して欲しい事」を書いていきますね。

流産した友人への年賀状に写真は大丈夫?

タイトル通り、写真付きの年賀状は「流産」を経験していない方でも嫌がる方もいらっしゃいますね。

中には「気にしないよ」という方のおられるようですが、子供をなくすつらい体験をされた後ですから、写真付きは控えるのがベストだと思います。

体験された方の意見でも、「赤ちゃんの写真を見て辛かった・泣いた」「出産報告・妊娠報告などお祝いのお知らせは正直きつかった」など、写真やお祝いの報告がつらかったという意見が多数でした。

ですので、「写真付き」ではなくイラストと文章で作成する方がいいと思われます。

また、「結婚報告」「出産・流産報告」もつらいという意見が多いですが、報告がないのも寂しいというのも実情のようです。赤ちゃんに関する物は後日が良いですが、その他の報告は文章でお知らせする方が良いですね。

流産した人へかける言葉で気を付ける事は?

もし、年賀状や寒中見舞いに彼女へ一言メッセージを書くとしたらどのような言葉がよいのでしょうか?

実際に経験された方の意見をもとにまとめてみると、

・いつでも連絡してくださいね

・無理しないで体をゆっくり休めてね

・今は自分の体を大事にしてあげて

・何といっていいか言葉がみつかりません

などの言葉が嬉しかったという声がありました。

・また次頑張ればいいよ!

・よくあることだから

・今度は大丈夫だよ

などの励ましの言葉は辛いようです。

もし、かける言葉が見つからないならば、無理に流産の事に触れなくてもいいのではないでしょうか?

また、文章では伝わりにくい事も多いので、実際会ったり電話で話した方が相手にとっても
よいかもしれませんね。

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まとめ

友人の辛い時期にどう寄り添っていいか本当に難しいですよね。

年賀状ひとつ取っても悩みますね。

私も同じように悩み、結局友人へ年賀状を出さずに、まずはメールで声をかけたことを覚えています。その友人も今は元気な赤ちゃんを授かり幸せそうで安心しています。

読みづらい記事だとは思いますが、少しでもお役に立てたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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