子供が小さいと入院に付き添いが必要となる場合が多いですね。
急な入院に驚かれて、その上自分も付き添いが必要で慌てている方も多いのではないでしょうか?
そんな中、持ち物を準備すると、後で
「あれを持ってきてない!」
「あれも持ってくればよかった。。」
なんてことになりやすいです。
私も子供の緊急入院で2度、そのうち1度は半年近く入院の付き添いをしていましたが、毎回忘れ物をしていました。子供の付き添いだと簡単に買いに行けなかったりするので大変です。
そこで今回は、
・子供の付き添い入院の持ち物で必要な物
・付き添い入院でおすすめのグッズ【体験談】
について書いていこうと思います。
子供の付き添い入院の持ち物で必要な物はこれ!
まずは、入院に必須な物です。
忘れても売店などで購入できる場合もありますが、購入できないと大変!
これだけは必要!というものを挙げていきます。
こどもの持ち物
・パジャマ(あれば前開きのもの):甚平がおススメ
・下着(オムツ、おしりふき)
・スリッパなど室内履き
・バスタオル、フェイスタオル
・洗面、整容道具(歯ブラシ・歯磨き粉・くし(ブラシ))
・箱ティッシュ
・入浴用品(洗面器・シャンプー・リンス・ボディーソープ・体洗いスポンジ等)
・箸、スプーン、フォーク、コップ(取っ手付きが便利)
・(必要なら)ミルク、哺乳瓶などミルク用品
※病院により必要ない物もあります。入院のしおり等で確認してくださいね。
子供のパジャマですが、前開きのものが便利です(上に書きましたが、お腹が2枚重ねになるし乾きが早い甚平がおススメです)。具合が悪い時でも横になったまま着替えやすいですし、検査や診察の時、点滴、など便利な場面が多いです。持っていれば持参しましょう。また、思いがけず着替えが必要になることもあるので、子供の着替えは多めに持っていくといいですね。
付き添い(大人)の持ち物
・印鑑、ペン、メモ用紙やノート
・洋服
・パジャマまたは就寝時用の服
・下着
・スリッパなどの室内履き
・携帯充電器
・洗顔料含むスキンケア用品
・洗濯道具(洗剤・洗濯ネット等)
※タオル・洗面・入浴用品・箸などは子供の持ち物を見て不足分増やしてくださいね。
印鑑・ペンは書類へのサイン、メモ用紙やノートは記録を求められた時のメモ・病状の記録のためです。
また、就寝時の服装ですが、経験上、スウェットなど家の近くなら外出できる程度の服装が良いと思います。
ナースや医師が出入りしたり、共有の場所を利用するためです。私がいた病院は、上下スウェットやスウェットにTシャツの方が多かったです。
病院は真冬でも気温が高く、暑く感じる所も多いです。薄めにして上着などで調整できるようにしておくと安心です。ちなみに私は12月でも病棟内では半袖か半袖に薄いパーカーで過ごしていました(暑がりの方ではありますが)。
付き添いの服装については子供の入院 付き添いの食事や服装は?お風呂はどうする?【体験談】に詳しく書いていますので、参考にされてくださいね。
それから、病院は思った以上に乾燥するので、スキンケア用品の持参すると良いです。私は一日でガサガサになり困りました。。
以上、これだけは持っていく必要があるよ!という持ち物でした。
付き添い入院でおすすめのグッズをご紹介!【体験談】
ここからは、私が持参して良かったあるといいよ♪という物、おすすめのグッズを紹介していこうと思います!
子供のおもちゃ・暇つぶし
共同生活なので、子供がぐずると周りに迷惑をかけるんじゃないかと本当に気を使っちゃいます。そんなとき、おもちゃは大きな味方になってくれます。
プレイルームがあってそこで過ごせたり、「おもちゃをお部屋で使っていい」と言われる病院もありますが病院次第です。利用したい場合は病院で聞いてみるといいですね。
病院へ持っていくおもちゃを選ぶポイントは、
・子供が欲しがっていた、喜びそうな「新しいおもちゃ」
・周りに迷惑をかけない「音が出ないおもちゃ」も持っていく
です。
予定入院の人は「新しいおもちゃ」を購入している方が多かったです。子供がはまって遊ぶのでぐずりも減ります。また、まわりが眠っていても遊べる「音が出ない物」も一緒に持っていく事をおススメします。
娘が入院した時(当時6歳)は、絵本・パズル・折り紙・お絵かき道具・シールブック・お手紙セット・付録付きの雑誌なども種類を沢山にすることでなんとか持ちこたえました(笑)。意外とすごいおもちゃよりも紙とペンとかの方が楽しめてしまったりするので、チョイスも難しいです。
ちょっと大きな子になるとDSなどのゲーム機が一番有力でしょうか。小さくてソフトを買い足せば色々楽しめますね。小学生の子は圧倒的にゲーム率が高かったのを思い出しました。長期入院であれば、入院を期に購入するのも悪くないかもしれません。
DVD携帯プレーヤー
音を出さないおもちゃとは矛盾しますが、ちょっと付添人が離れないといけない時などにDVDを見て待ってもらうのは結構有効でした。
下の子の入院時は生後6か月位でしたが、数回DVDを見せるとじっと見るようになりました(赤ちゃんにはあまりよくないのかもしれませんが)。
離れても気づかないのでちょっとした洗い物やトイレ、買い物に行くときに見せていました。DVDでトイレもゆっくり入れるようになりました。おかあさんといっしょなどの子供番組をパパに録画してもらい見せていました。
付添人が子供が昼寝の時など(子供から離れられない時)の暇つぶしにも有効でした。テレビはお金がかかってしまうけど、DVDならタダなので助かりましたよ。
保温マグ・小さめの水筒・ペットボトルストロー
コップは入院準備品に大体ありますが、次の食事までふたの無いコップに入れておくのはちょっと不潔になりそうです。そんな時、私は保温マグや小さめの水筒にお茶を入れて飲んでいました。また、コーヒーなどを飲むのにも保温マグは便利でした。
ペットボトルストローはペットボトルの蓋に付けて、ストローで飲むことができるというもの。100円ショップでも売っています。
これなら、ベットの上で飲んでもこぼれる事は少ないし、横になっていても飲ませることが出来ます。蓋も付いてるし、ストローも付け替えれるので清潔に使用できます。手術などを予定される方には、らくのみより使いやすくておススメです。
ウェットティッシュ・ミニタオル
子供が手を洗えないときやちょっとした汚れにウェットティシュは本当に便利です。ちょっとした除菌にはアルコール入りで、ベット柵や机をさっと拭くのに使えますし、アルコールが入ってないものであれば、顔(目の周り)にも使えるので用途によって選ぶといいですね。
トイレにタオルがない病院があるのでミニタオルは便利です。また、顔を洗った時などにフェイスタオルだと一度で洗うのは大変ですが、ミニタオルなら二人で使用してお洗濯でも量がかさまず便利です。ちょっと大きめのミニタオルを数枚持参すると良いですよ。
クッション・タオルケット・ブランケット
付き添いの親は小さなベットに無理やり添い寝するか、簡易ベッドに寝ることになります。また、日中はパイプ椅子に座っているか、ベットの上で子供と過ごすかになります。
そんな時、クッションはいい仕事をします。
座っている時の背もたれやお尻の下に敷いてリラックスできるし、寝るときには子供が頭を打たないように置くことも出来るます。ちょこちょこ使いました。荷物にはなりますがあると体が楽に過ごせました。
タオルケットやブランケットは、ちょっと暑い・ちょっと寒いに対応できるので便利です。子供は暑い時は大きめのバスタオルを使用していました。使わないときはベットに掛けて、カーテンを開けている時のちょっとした目隠しにしていました。これも荷物にはなりますが、便利でした。
S字フック・ミニバッグ(エコバッグ)・ショルダーバッグ
収納の少ない病院でちょっとものをひっかけるのにS字フックは超便利です。私の場合は、オムツやおしりふき、ティッシュなどすぐに手が届く場所にS字フックに下げていました。
エコバッグなどのミニバッグもちょっとした物をいれて下げておくのにも便利ですし、お風呂に行くときの物入れにも使えて便利です。
また、ショルダーバッグ・ミニバッグは検査などで部屋を離れるときに貴重品を入れて持参するのに必要です。病院によっては貴重品入れがなかったり、あっても小さくてお財布も入りにくい所もあります。
そんな時、両手を使えるショルダーバッグに貴重品を入れて持ち運べると楽です。
病院ではどこでも窃盗事件は起きているようです。悲しい話ですが、貴重品はなるべく自宅に置いておくこと、離れるときは保管・持参することが大事です。また、おもちゃでも揉め事が少なからずあるようなので、名前を記入するなどしておくといらない揉め事が起こらずよさそうです。
コーヒー・紅茶・ココアなどのインスタント
子供が安定している時や眠っている時、温かい飲み物でリラックスするのがおススメです。
私はコーヒーは砂糖とミルクがないと飲めないので、インスタントコーヒーに砂糖とミルクを混ぜて持参していました。そのほか、ミルクティーやココアなどスティックタイプの物を追加で購入して楽しんでいました。ショウガ湯やハーブティーを飲まれている方もいました。
病院は子供にも親にもストレスがかかる場所。それが長くなると本当にストレスが溜まってきます。
そんな時、温かい飲み物で気持ちを少しリラックスできる気がします。ご自分のために好きな飲み物をどうぞ。
子供も食事制限がなければ「ココア」などで一緒に楽しむのもいいかもしれませんね。
ふりかけ・のり・保存できる食料
ふりかけ・のりは子供が食が進まないとき、付き添いで時間が取れないときなどにご飯にのせるだけでさっと食べれて便利です。
子供が「おかずがない~」とぐずり困った時にふりかけやのりでご飯だけでもしっかり食べれるようにしていました。病院によっては「おかずがちょっと」の食事になるので、おススメしたいです。
また、付き添いの食事が購入できない、時間がない時のために保存できる食料を持っていかれることをおすすめします。子供の治療や調子が悪いなどで離れられない事があります。そんなとき、短い時間でぱっと食べられる保存食はとても便利です。
付き添いの方の食事については子供の入院 付き添いの食事や服装は?お風呂はどうする?【体験談】にも書いていますので参考にしてくださいね。
ベビーカー・抱っこひも
愚図る子供をずっと抱っこしておくのは大変!
病院でベビーカーは許可されていたので、病室から出られない時もベビーカーにのせてゆらゆらしたり、夜人がいない病棟内の廊下をぐるぐる回ったりしていました。病院によっては禁止の所もあるようですが、ベビーカーは一番楽な方法ですね。
食事の時もベビーカーに乗せたまま食べさせたりもしていました。病院には子供椅子がないので重宝しました。
また、抱っこひもも持参し、ベビーカーではダメな時で「長くなりそう」と思った時には使用していました。ベビーカーと抱っこひもは本当に重宝しましたよ!
その他のグッズ
スーツケース
同じ部屋のママが使用しているのをみて、私も真似して使うようになりました。
病院は収納が少ないので、あまり使わないものはスーツケースに入れたままベッドの下に収納。パッと開けば使えるので便利でした。
また、入退院の時にカートを借りて戻しに行く手間もないし、転がして運べるので一人で子供を連れて行くときもかなり楽でした。
ハンガー
病院の収納にはハンガーにかけて収納できる場所がありますが、ハンガーは付いていない所もあるので、持参すれば洋服をかけて収納できます。
また、乾燥機で乾かなかった洋服やタオルを掛けておくのにも使えます。
最近は薄くてかさばらないタイプのハンガーもあるので、4~5本持参すると良いかもしれませんね。
洗濯ばさみ又はクリップ
ちょっとしたことですが、着替えや授乳の際にカーテンをしっかり閉めるのに洗濯ばさみとクリップを使っていました。
紙に「ただいま授乳中」と書いて、クリップでカーテンに下げておくと、声をかけてから開けてくれるので安心でした。着替えの際も「授乳中」の紙を下げてゆっくり着替えをしていました。
医師だと、「○○さん~」と言いながらバッとカーテンを開ける事もありました。看護師さんのアイデアでこの方法を始めて、安心して授乳・着替えができるようになりました。おすすめですが、一言看護師さんに声をかけておきましょう!
まとめ
子供の入院で必要な物・あると便利な物を挙げてみました!
書いているうちに、あれもこれもと長文になってしまいました。
ここに書いてある物達は本当に便利な物ですが、全部となると大荷物になってしまうので厳選して持参した方がよさそうです。出来るだけ不安をなくして、入院に臨んでくださいね。
早く子供さんの治療が終わり、健やかに過ごせますよう願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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