子供が入院しても「乳幼児医療」など福祉医療で負担金は少ないから大丈夫!なんて思っていませんか?
実際に子供が入院し、それも長期になってくると予想していなかった「金銭的負担」が出てくることがあります。
我が家は半年の長期入院を経験しました。実際に子供と一緒に私(母親)が付き添い入院となったため、思いがけない支出や収入減少など大変でした。
そこで今回は、
・子供の入院の付き添いでかかる費用とは?実体験で分かった「金銭的負担」
について書こうと思います。
入院を控えた方や、うちは入院なんてしないから大丈夫!と思っている方にも、備えとして読んでいただけたらと思います。
実体験!子供の入院の付き添いでかかる費用・金銭的負担とは?
実際に子供が入院となった時かかる費用にはどんなものがあるでしょうか?
・医療費(入院費)
・差額ベット代
単純に考えると以上になりますね。
医療費については福祉医療で軽減又は無料になる所がほとんどなので、大金が必要になる事は少ないですが、差額ベット代については自費になります。差額ベット代でも病院の都合や治療の都合上の場合は、負担なしでOKの場合がほとんどです。
では、次に親(母親の場合)が付き添いの場合で挙げてみますね。
付き添いの母親の食事代
初めはコンビニかお弁当屋さんで購入するしかなくて、我が家では結構な金額になりました。その後、色々工夫して費用を抑えることが出来ましたが、それでも自宅で食べるのと比べると高額でした。
工夫内容は、子供の入院 付き添いの食事や服装は?お風呂はどうする?【体験談】に書いてるので参考にしてくださいね。
病院によっては付添い食を準備してくれることもあるので、費用はもちろんかかりますが、利用できるか一度聞いてみるようにしましょう。
付き添い用の簡易ベッド等のレンタル料(レンタルがない場合・費用が発生しない場合あり)
私は子供が乳児だったことと、離れると目覚めてしまうため、病院の子供用の小さいベッドに一緒に寝ていました。そのためレンタルはしませんでした。実際簡易ベッドをレンタルすると1日数百円するので、レンタルすれば数千円必要になってしまいます。
子供が入院していた病院は大丈夫でしたが、別の時に入院した大病院では使わなくても必ずレンタルが必要と言われ困った事も。。また別の病院では、無料で畳とお布団一式を貸してくれました。
母親不在のため自宅の食費UP
我が家は今では私の母が不在のため、短期入院などの際は「ほぼ外食か総菜・お弁当」になります。最近では数日の入院なのでさほどかかりませんが、半年入院の時に同じ生活だったらと思うとぞっとします。
旦那様に料理を覚えていてもらう、ということも日ごろから大事な事だな~ってます(我が家は到底無理そうですが。。。)。
他の兄弟の保育料や学童代金・シッター代など
日ごろ母親が子供を見ているのであれば「他の兄弟の保育料・学童料金」がかかってきます。この事はみなさんお金以上に子供を預けるところがないと嘆いておられました。
知り合いの方は仕方がない状況で「ベビーシッター」を利用することになり、多額の支出を嘆いてらっしゃいました。
普段の生活の中で「有事の時、子供の面倒を見てくれる人(所)」を見つけておくようにしたいですね。
一時退院や家族のお見舞いの交通費や外食費
我が家は病院が自宅から3時間ほどかかる場所だったため、毎週末の家族のお見舞い、月1・2回の一時退院の度に交通費と食事代がかかりました。
費用を抑えたいけど、家族とは会いたい。きつかったですね。
※※一番大きな金銭的負担「無給(収入源)」※※
子供が入院した時、私は契約社員として働いていました。
子供の入院期間は「半年」の予定で、クビを覚悟しましたが「待っているから、がんばってから戻ってきて」と言われホッとしました。
でも、問題は「給料が出ない」事でした。毎月20万円ほどあった収入が0になってしまいました。
医療費については医療保険を契約していたのと、福祉医療で余るほどでしたが、毎月20万円の収入がなくなり補填しきれませんでした。
ですので、不測の事態に備えて、子供の保険を検討することも考える必要があったな、と後悔しました。
最後に
以上、私が入院付き添いをして、実際に大変だと感じた「金銭的負担の理由」です。
経験前には予想できないものも沢山あり、退院まで定期を解約したり、学資保険から借り入れしてやりくりした記憶があります(もう支払いは終わりました!)。
このような事態にならぬよう、この記事を読んだあなたはもしもの事態に備えて、今入院を控えている方は早めに対策を考えてほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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