私が骨髄バンクのドナーになった際にお世話になったコーディネーター。
スケジュール管理やドナーへの細やかな配慮など素敵な職業だな~、と思ったので、骨髄バンクのコーディネーターについて調べてみました。
内容としては、
・骨髄バンクのコーディネーターとは?
・コーディネーターの業務内容
・コーディネーターの待遇
・コーディネーターの応募資格
・コーディネーターの応募情報を知る方法
・コーディネーターの応募・選考方法
・コーディネーターの研修内容
・コーディネーターから聞いたコーディネーターの実際は?
これらについて書いていきます。
どなたかの参考になれば幸いです!
骨髄バンクのコーディネーターとは?
骨髄バンクのコーディネーターは患者・病院(医師)とドナーの橋渡しをする人のことで、あらゆる場面でドナーのサポートをしています。
私個人も興味があったので、いろんなところから集めたコーディネーターについての情報をこちらに集めてみました。
最後にコーディーネーターから実際に聞いた話も載せています。よかったら最後まで読んでみてくださいね。
コーディネーターの業務内容
・ドナーおよび関係者間の連絡調整
・ドナーおよびご家族に対する骨髄提供についての説明や、意思・同意確認
・ドナー検査時の同行、入退院時の訪問
・骨髄提供後のドナーに対する健康面等のフォローアップ など
コーディネーターの待遇
・(公財)骨髄移植推進財団からの委嘱
・報酬は活動件数に応じて支給
面談(調整を含む)1件当り約8千円。
活動件数に応じて月額数万円程度~。
※交通費は自己負担と書いてあるものもありました(今現在は不明)
応募資格
・原則25歳以上の健康な方
・骨髄バンク事業を理解し、熱意を持ってコーディネート業務に時間と労力を割くことができる方
・ただし骨髄または末梢血幹細胞移植のため登録中の患者さんやその家族、特定の患者の支援活動をしている方は除く
応募情報を知る方法
骨髄バンクホームページや骨髄バンクニュース(ドナーに定期的に送られてくる封書)で募集情報のお知らせがあるようです。
募集は非定期で、欠員が出たとき・コーディネイト件数が増えたときなど必要に応じて募集されます。地域別の募集で過去の募集では県別に明記がありました。
応募・選考方法
①履歴書(写真貼付)、職務経歴書、受講動機(400字原稿用紙1枚)を送付
②書類選考
③集合研修・実務研修および試験を経て判定
④コーディネーターとして認定・委嘱
※認定・委嘱期間は5年間で実務状況を考慮した再認定・委嘱手続きを経て更新
研修内容
・各地区事務局での集合研修(4、5回)
・近隣の指定病院での実地研修(10回以上)など
・中間試験、修了試験
受講料(教材費を含む)は無料。
※交通費:実地研修・地区事務局研修は財団負担。 東京での開講式(宿泊含む)は受講生負担(補助あり)
コーディネーターから聞いたコーディネーターの実際は?
空き時間にコーディネーターさんの業務についていくつかお話を聞くことができました。その内容を簡単にまとめてみます。
・働く日程はドナーや患者・病院(医師)優先で決まる。自分の都合に合わせることが出来ない。
自分の大事な用事がある日でも、ドナーがその日程を希望すれば基本的にはドナー優先で予定を入れなければならない。自分の都合は通らないことを納得していないと働けない。
・件数あたりの収入になるので、まったく収入がない時もある。
時給も仕事内容に比して高いとは言えない。
収入にばらつきもあり、収入目的の方は厳しく仕事への熱意がないと続けるのが難しい。
・医師と接することが多く、中にはクセのある方がいて慣れるまでは掴めずなかなか大変。
こんな感じで私のコーディネーターはお話してくれました。
この方は家族の闘病後にコーディネーターを志した方でしたが、ドナーの意見を尊重し、的確にアドバイスしてくれる熱心な方でした。
もしコーディネーターになろうと思ったら、やはり骨髄バンクへの思いがある方がベストなのだろうと思います。
また、長く勤めている方がコーディネートもスムーズになるようなので、ドナーのためにも長く続けられる方がコーディネーターになって頂けると助かるな~と思いました。
私も子供が巣立ってお金のために働かなくてよい状況になったら、この仕事を一度検討してみたいなと思いました。でも、出来るか・選ばれるかは別問題ですが(汗)
最後まで読んでいただきありがとうございました !
私が骨髄バンクのドナーになった時の体験談も書いているので、よろしければ読んでみてくださいね。
体験談はコチラ↓から
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