北海道でキャンピングカーを体験!子連れでレンタルして感じた利点・欠点とは?

今年、ようやく憧れの北海道旅行に行ってきました。

夏のラベンダーの季節の北海道を、

これも憧れの「キャンピングカー」をレンタルして

家族で満喫してきました。

本当に素晴らしい所でしたよ~!

でも、初めての土地で初めてのキャンピングカー(レンタル)しかもキャブコン(トラックベース)で大きめの車だったので、不安になる点も多かったです。

そこで、

私たち家族がキャンピングカーの旅をする中で感じた、

・キャンピングカーの運転は初心者じゃなければ大丈夫って本当?

・キャンピングカーやキャンピングカーレンタルを実際利用して感じた「利点」「欠点」

・小さい子供がいるなら気を付けてほしい点

などについて書いていこうと思います。

初めて家族連れでキャンピングカーを利用される方の

参考になる記事になればと思っています。

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キャンピングカーの運転は誰でも大丈夫?

我が家は夫婦ともに運転大好き!

旅行など長距離運転の際には、

二人交代しながら運転します。

そこで、今回の北海道旅行は3泊4日と長いため、

不安になったのは

「キャンピングカー(キャブコン)を私でも運転できるのか?」

という点です。

レンタル前に色々調べたのですが、

初心者でなければ「問題なく運転できる」

と書いてあるところがほとんどでした。

ただし、

・キャブコンタイプは前(運転席部分)より居室部分(セカンドシートより後ろ)が幅が大きくなっているため、後方の車幅に気を付ける必要がある

・ルームミラーで後方を直接見ることは出来ないため、バックの際はバックモニターのみで確認することになるので死角が出来る

など、注意が必要だと書いてありました。

ならば大丈夫だろうと深く悩まず、我が家は

「キャブコンタイプのキャンピングカーレンタル」

に踏み切りました。

でも、実際運転してみると、

・バックの時、モニター画像では見づらく慣れるまでは外に降りて誘導 → 慣れると広い場所では問題なく可

・車体が重く、スピードが上がりにくく、上り坂では速度が落ちる → 先に行ってもらうにも車体が大きく避けにくい

・道路の少しの凸凹でも、車体が大きく揺れ、減速せずガタガタ道になると壊れるのでは?と思うほどの車体の揺れで、北海道のストレートの道でも道によっては怖かった

以上の点では少し大変でした。

 

・よほど運転に自信がある方でなければバックの時には一人が誘導する

・普通の車より段差などに影響を受けやすいことを知り、いつもよりゆったりと安全運転を心がける

この2つを守れば、またキャンピングカーを運転するのも心配はないのでは、と思っています。

実際、我が家では主人が

「レンタルだしあまり運転したくない」

と言ったため、

普段軽自動車・時にセレナ(8人乗り)を運転している

40代女性の私がほとんどを運転しました。

セレナなど大きめの普通車を運転している方なら

問題ないのでは?と思います。

旅行中に二女は

「車が段差を越えるときの振動で体が浮き頭を打ったんだよね~」

とよく話しています(笑い話としてですよ)。

どなたもくれぐれも

キャンピングカーの運転には注意してくださいね!

キャンピングカーの利点・欠点は?~子連れ~

では、

実際キャンピングカーを利用してどう感じたのか、

良かった点・悪かった点を挙げてみようと思います。

キャンピングカー旅行の利点

①宿泊地を決めなくても良い

今回の旅行では途中キャンプ場に

予約を入れていましたが、

基本ノープランで北海道旅行を楽しみました。

大人だけなら予定通りの旅も可能なのでしょうが、

子供(特に小1の暴れん坊)がいると

予定通りは厳しいことも多いです。

予定が狂ってしまった時、

ホテルを予約している場合は本当に焦ります。

ましてや北海道など移動距離が長い場合は

たどり着けるかの心配も必要になります。

そんな時、「子供連れだとこれだから嫌!!」

みたいにイライラしなくてよいのが

キャンピングカーの本当に良い所です。

出発前にざっくりと

「この辺ではここに泊めて車中泊できる」

という情報を手に入れていたので、

安心して移動・宿泊できましたよ。

②予定変更が苦にならない

普通の旅行では、

「一日目に○○を観光して、○○で昼食、その後○○へ移動して○○で宿泊」

などと細かな予定を組んで行きますよね?

でも、

キャンピングカーならホテルの予約の必要がなく、

車がそのままホテルに変身するので

「今日はやっぱり小樽じゃなくて函館まで行ってみよう!」

なんて事も可能です。

また、①の理由とかぶるのですが

「子供がいると予定通りにはいかない」

というときにも、

臨機応変に宿泊地を変えられるので、

本当に予定が変わってもストレスや心配は少なかったです。

③子供が寝ているうちに移動できる

私達は運転が好きなので、

夜間に結構な距離を走りました。

キャンピングカーはスピードも出にくいので、

夜間の方が他の車を気にしなくていいので

マイペースで走ることが出来良かったです。

(景色が見えないのは少し残念ですが。。)

 

夜ご飯を食べ、銭湯や温泉でお風呂に入ったら

寝支度をして子供たちは就寝。

その後、美味しいコーヒーと地元のスウィーツなどを

つまみながら夫婦水入らずで話しつつ走る、

という流れで移動していました。

大体、次の日の予定地近くまで

移動することが多かったです。

次の日の予定地付近まで移動していることで、

朝もゆっくり過ごすことが出来、

結果、疲れも残りにくかったです。

広い北海道での移動で、

子供が「まだ着かないの~?」

と言わなくても良い状況を作ることも出来ました。

お昼寝もしっかりベッドで出来るのも

子供の体力回復に役立っていたように思います。

④車内なら子供が騒いでも気にならない「食事」「遊び」

ちょこちょこ動き回る、騒ぐ、そんな子供連れでも

キャンピングカーの中なら安心だし、

迷惑も少なく出来ます。

子供に食べさせた後に

大人がゆっくり食べる事も可能です。

また、

一泊位の旅行なら外食ばかりで良いのでしょうが、

3泊・4泊、それ以上になれば

食費もばかになりませんよね。

ですので、我が家は予算削減のためにも

名物料理が特にない場所の食事や朝食では

「コンビニ」などで購入したものを

食べるようにしていました。

今回は利用しなかったのですが、

キャンピングカーに外で使えるテーブルや

卓上コンロなどが無料で付いていたので、

ジンギスカンなどを地元で購入して

キャンプ場などで調理して食べるというのも

アリかなと思いました。

 

子供も怒られたりせずに楽しめ、

大人もゆったりできる上、

食費削減できるのは良かったです。

⑤宿泊費がかからず総合的に安上がり

家族5人で観光シーズンである

夏の北海道でのホテル宿泊代金はなかなか高価!

私も半年前位からホテルも検索していましたが、

安いところでも

素泊まりで2万円はかかってしまいます。

しかも、

安いなりの理由があり満足できるかは疑問です。

キャンピングカーレンタルにも

安くないレンタル料がかかってきますが、

こだわらなければ3万円弱で

レンタルできるところもありましたので、

車もレンタカーすることに加え、

他の利点を考えると安く感じました。

⑥荷物が多くても大丈夫・買い物も!

旅行では、特に子供連れで気になるのが荷物。

大きな荷物をもって移動するのは大変ですよね。

でも、キャンピングカーの旅なら

空港からキャンピングカーに荷物を載せれば、

荷物を運ぶ心配はありません。

また、

旅先で楽しいのは「お土産やお買い物」ですが、

買いすぎると荷物になってしまうので考えてしまいます。

 

ですが、キャンピングカーならこれも心配いりませんね。

我が家も大きな荷物を持って行ったので

心配していましたが、

キャンピングカーにすぐに載せて出発!

いつもなら買わない「陶器」のお土産など

重い物も気にせず買っちゃいました。

荷物もお土産も

「キャンピングカー⇔空港」なので安心です。

子連れでも心配しなくても大丈夫ですよ。

これは、以外に私の中では大きな利点でした!

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キャンピングカーレンタルの欠点

キャンピングカーレンタルでの利点を挙げてきましたが、

やはり、欠点と言える所もありました。

では、早速書いていきますね。

①宿泊場所などの情報入手が必要

キャンピングカーでの旅行が決まり、

一番不安だったのは

どこに車を停めて車中泊するかということでした。

 

そこで、ネットやレンタル会社の担当さんから、

問題なく車中泊できる場所の情報を収集しました。

自分たちの目的地となる場所をピックアップして、

実際に口コミも上がっている場所を見つけておきました。

心配性の私は、

もしものために二泊キャンプ場を

確保しておいたのですが、

キャンプ場までの移動がもったいない事、

観光のためキャンプ場を楽しむ時間がない事を理由に

一泊のみでキャンセルしました。

(料金は支払って利用しませんでした)

キャンピングカーでの旅行ではキャンプ場等を予約して

アウトドアを楽しんだりするのも良いですが、

私達のように観光満載!といった感じならば

道の駅や高速のPAなどでも十分だと思いました。

いずれにしても、安心して一晩休むためには、

車中泊をする場所を下調べしておかれると良い

と思います。

②電源に限りがある

照明・TV・DVD・冷蔵庫・電子レンジ・冷房と

電化製品が充実した車を選択した私達。

でも、

実際は電源の問題もあり「照明」をメインに利用し、

他の電化製品の利用はありませんでした。

キャンプ場や道の駅では

電源をつなげるところもあったので、

つないだ状態では電化製品は問題なく使えるのですが、

電源をつなげない状態では

すぐにバッテリーが空になってしまうため、

心配で使用することが出来ませんでした。

実際、TVやDVDを見たい!

と子供も言いませんでしたし、

冷蔵庫はクーラーボックス利用、

昼間はエンジンをかけてクーラーを使用したり

網戸にして対応することで問題はありませんでした。

もし、キャンピングカーをレンタルする場合は、

停車の状況でどの位使用できるのか

を確認する事をおススメしたいです。

どんなにすごい装備でも

使えなかったら意味ないですから。。。

④駐車場でNGの場所がある・駐車スペースが狭いと大変

観光地で困ったのが駐車場。

ほとんどは問題なく駐車できたのですが、

いくつかの駐車場で困ることがありました。

・駐車スペースがキャンピングカーには狭く、駐車するのに困った。

無事枠内に駐車できても、乗り降りに苦労した。

・「キャンピングカーは駐車禁止」と書かれている駐車場があり、

少し離れた場所に移動する必要があった。

・高さ制限のある駐車場は利用できない。

制限がなくても、出入口のゲートが通れない駐車場もある。

街中に駐車する際、狭い駐車場では

駐車できても乗り降りに本当に苦労しました。

特に、子供の乗り降りには注意が必要で、

隣の車にぶつけないかヒヤヒヤしました。

混雑するところは無理ですが、

空いてるところでは遠くても車が少ないところを選んで止めていました。

 

また、高さ制限も街中では何度かNGでした。

小樽や札幌では少し離れた広い駐車場を探しました。

少し歩かないといけませんが、

駐車料金も安いのでOKとしました。

入り口のゲートのせいで

入れないパーキングもあったので、

注意してくださいね。

自然がいっぱいの観光地では、少し斜面の駐車場もあり、

平地でない場所では「キャンピングカーは利用不可

と書かれたところもいくつかありました。

重量のあるキャンピングカーは斜面などでは

危険と判断されているのでしょうか?

一部ではありますが、

こういう所もあるということを覚えておくと良いですね。

③入浴・洗濯場所を見つけないといけない

一番「楽しくて大変」だったのが、お風呂!

いくつか候補に挙げていたのですが、

予定通りに進んでいない我が家の旅では

候補の場所にいなかったりで、

毎晩、温泉や銭湯を探すのが夕方~夜の日課でした。

夜遅くまで開いているスーパー銭湯に行ってみたり、

立派なホテルの温泉に入ったりと

毎日お風呂が楽しみでもありました。

でも、運が悪いと思う時間に開いていなかったり、

遠い場所にしか見つからず

次の日の朝まであきらめた日もありました。

ですので、

特に夏に旅行する方であれば

宿泊地の近くに「銭湯や温泉」があるか

を調べておくのがベストです!

もしくは、

シャワーが付いたキャンピングカーを借りる

のも方法の一つですね。

 

また、洗濯も考慮が必要です。

我が家は下着は捨てても良い下着を持参し、

下着は「捨てる」という方法をとっていましたが、

さすがに洋服は洗濯が必要でした。

2度ほど洗濯の日を決めて、

食事の時間に洗濯・乾燥する

という方法をとっていました。

でも、車が止めにくくて断念することもあり、

洗濯場所も考えておく必要がありますね。

その他の欠点は?

関係のない方も多いかもしれませんが、

その他困った点を挙げておきますね。

・アルコール厳禁!!

ものすごいお酒好きではありませんが、

北海道のビールやウイスキーは楽しみの一つでした。

ですが、運転手は飲めません。

車じゃなければ、キャンピングカーじゃなければ、

と観光地でジンギスカンのお店で嘆きました。

残念。。。

・背が高い人は注意が必要!!

主人は178cm、私は160cm。

私はさほど困らなかったのですが、

主人はキャンピングカーの中であちこちぶつけたり、

ぶつけそうになったりしていました。

背が高い人は一度キャンピングカーに

試しに乗ってみるのが良いかもしれません。

私は快適だったのですが、

背が高かったりと体格が良い人は

ストレスを感じる方もいるかもしれませんね。

キャンピングカー 子連れで気を付けてほしい事

我が家が子供連れで

キャンピングカーの旅をして、

ここは気を付けてほしい!と思ったことを

最後にお知らせしたいと思います。

①ベットからの転落

キャンピングカーは基本ベットで寝ることになります。

我が家は特に転落防止の柵などないタイプでした。

危なくないようにと一番低いベッドに

息子(6歳)を休ませたのですが、

みごとに何度も転落!

もちろん落ちたときのために

クッションを敷き詰めていたので

大丈夫でしたが、本当にヒヤッとしました。

ですので、

キャンピングカーを借りる際に

「子供の寝相が悪くて・・」と心配される方は、

転落防止のネットがついているタイプを選ばれるか、

落ちても大丈夫なように対策しておくことをおススメします。

怪我したら旅行どころではなくなりますから。。。

②北海道ではトイレは早めに!

我が家は16・13・6歳の子連れ旅。

地元もなかなかの田舎ですが、

北海道の広大さは想像以上でした。

それゆえに、トイレで苦労したことがありました。

コンビニあるから大丈夫だろう!

なんて甘く考えていたら、

ずっとコンビニもトイレもない!

こんな場所も少なくないので、

オムツでなくてトイレが必要なお子様連れの場合には、

早めにトイレを済ませるようにしましょう。

もしくは、

トイレ付きのキャンピングカーやポータブルトイレを

レンタルできる所もあるので、

検討してみるのもいいですね。

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まとめ

今回は、北海道をキャンピングカーをレンタルして

回った経験をまとめてみました♪

北海道もキャンピングカーも本当に素晴らしいですが、

子連れで行く場合には特に下調べ・準備をしていくと

よりよい旅になりそうです。

少しでもあなたの参考になれば幸いです。

他にもキャンピングカーの旅についての

記事を書いていますので参考にどうぞ♪

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