女の子の成長を祝うイベントであるひな祭り。
ひな祭りといえばひな人形を思い浮かべる人も多いと思います。
でも、いざ飾ろうとしても意外と困るのが「雛人形を飾る場所」ですよね。
昔からの決まりごとや安全面が気になる人もいらっしゃるようです。
そこで、今回は「ひな人形に適した飾り場所」について、お話していきますね!
ひな人形はどこに飾る?良い方角やNGの場所はあるの?
子供のために用意したひな人形。
飾るのに適した場所はあるのでしょうか?
ひな人形は子供の厄を身代わりに引き受けてくれる役割もあると言われています。
そんなことを聞いたら、少しでも良い方角や場所に飾りたいと思ってしまいますよね。
「東や南の方角は神棚を置くのに適している」と言われているので、雛人形も神棚と同様に東や南に飾る所もあるようです。
北の方角は、一般的に縁起が良くないと言われるため、ひな人形を置かないようにする方も。
また、風水的には玄関に人形を置くと、玄関から入ってくる良い運気を、寝室に人形を置くと人形に運気を吸い取られると言われています。
ですので、「玄関や寝室にひな人形は置かない」場合もあるようですね。
でも、はっきり言って飾る場所に決まりはないんです!
玄関に飾ったら毎日出かけるときや帰ったときに見ることができますし、お客さんに見てもらうこともできます。
寝室なら日焼けで色が変わったりすることもないでしょう。
言い伝えや風水等を気にしないのであれば、自分たちの置きたい場所、良いと思われる場所に雛人形を飾ってOKです。
但し、人形を長持ちさせるために、
「日に当たりやすい場所や湿気の多い場所」
は避けるようにしましょう。
変色やかびの原因になってしまうので、注意してくださいね。
ひな人形を子供が触るかも!どこが安全?
吉方位等以外で、ひな人形を飾るのに気をつけないといけない事があります。
それは、
「子供が触れない場所に飾る」
という事です。
小さな子供は好奇心旺盛で、ひな人形や道具を触ってぐちゃぐちゃにしてしまったり、小さな部品を飲み込んでしまう危険性もあります。
・棚やタンスの上などの手が届かない場所に飾る
・子供が行かない2階の部屋などに飾る
・ベビーサークルやゲートの中に飾る
・ケース入りのひな人形を飾る
以上のような対策をとってみてはいかがでしょうか?
ひな人形の大きさや、家の作りによって飾る場所は変わってくると思います。
雛人形自体をケース入りにしたり、小さい内は触っても良いタイプの雛人形にするのも方法の一つですね。
子供の厄を払うためのひな祭りに思わぬ事故があっては悲しいです。
事故やケガを避けるためにも、飾る場所には十分気を付けたいですね。
ひな人形も地震対策をしておこう!ちょっとした工夫で安心!
日本は地震が起こりやすい国のため、各地で地震による被害が出ています。
大きな地震ではひな人形が棚から落ち、ガラスケースが割れてしまうこともあるようです。
大切な我が子がけがをしてしまったということがないように、「ひな人形にも地震対策」をしておきましょう。
小さい子供がいる家庭では、どうしても棚のうえやタンスの上にひな人形を飾るようになってしまいますよね。
小さな部品が落ちたくらいなら被害も少ないかもしれませんが、ひな人形を載せている台が落ちてきたらとても危ないです。
市販の耐震マットを雛人形の台の下に使うだけでも、地震時にかなり落下しにくくなります。
また、ガラスケースに入っているひな人形はガラスが割れる場合もあります。
最近では、割れにくいアクリルケースのものがあるので、アクリルタイプを購入するのもいいですよ。
すでにガラスケース入りのひな人形を持っているのなら、飛散防止フィルムを貼るだけでも落下時の危険どが大きくかわります。検討して見ましょう。
いつ・誰が経験するか分からない地震。
ひな人形を飾るときにも万全の対策をしておくといいですね。
ひな人形はどこに飾る?子供が触る・地震への対策を考慮しよう!のまとめ
ひな人形をどこに飾るか決まりそうですか?
この記事があなたの決断の参考になれば幸いです。
せっかくなので良い方角・良い場所に飾りたいと思うのが親心。
でも、子供のためのひな人形なので、危ないからと子供から遠ざけすぎるのも残念なことです。
安全に飾って、みんなでひな祭りを楽しんでくださいね!
コチラ↓も参考にどうぞ♪

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